ここでは、日本の文化である花火大会の中から、日本三大花火大会について記載しています。
日本の三大花火とは??
日本の夏の風物詩として欠かすことのできない花火。
夏になると日本全国各地で様々な花火大会が開催されます。それぞれに特徴のある花火を打ち上げ、夏の夜空を彩ります。
数ある日本の花火大会の中でも、特に有名な三つの花火大会が「日本三大花火大会」と呼ばれています。
- 全国花火競技大会(大曲の花火) 秋田県大仙市
- 土浦全国花火競技大会 茨城県土浦市
- 長岡まつり大花火大会 新潟県長岡市
夏になると時期になると各メディアで報じられるなど、非常に注目度の高いイベントとなっており、全国各地に留まらず、海外からの観光客も大勢訪れています。
ここでは、日本三大花火大会の概要についてそれぞれご紹介したいと思います。
全国花火競技大会(大曲の花火) 秋田県大仙市
「花火のまち」大曲が誇る花火大会。
1910年(明治43年)に始まり、全94回の歴史を誇る花火大会です。(2020年11月現在)
この大曲の花火は「全国花火競技大会」です。その名の通り、日本一の花火師を決める競技会で全国から選ばれた花火師たちが腕を競います。
内閣総理大臣賞や経済産業大臣賞、文部科学大臣賞、中小企業庁長官賞、観光庁長官賞など数々の賞が授与される大会であり、全国の花火師たちが目標としています。
見どころは、花火と音楽コラボレーションによる迫力満点の光と音の演出。大迫力の「ワイドスターマイン」は、約1年をかけて製作する力作だそうです。
全国から選ばれた一流の花火師が腕を競う最高峰の花火の美しさは必見です。
土浦全国花火競技大会 茨城県土浦市
茨城県土浦市で行われる全国の花火師たちが腕を競う約2万発を打ち上げる日本最大規模の花火大会。
こちらも88回の歴史を持つ歴史のある花火大会です。
この花火大会では、「スターマインの部」、「10号玉の部」、「創造花火の部」の三部門に分かれており、各々の特徴ある美しい花火が夜空を彩ります。
土浦全国花火競技大会の特徴は夏ではなく「秋に開催されること」です。涼しく過ごしやすい中で見る花火もまた違った趣を感じることができます。比較的関東近郊からもアクセスがよく、多くの人が訪れます。
見どころは、複数の場所から同時に打上げられるワイドスターマイン「土浦花火づくし」。その迫力は圧巻です。
長岡まつり大花火大会 新潟県長岡市
長岡まつり大花火大会は、日本一の大河である信濃川河川敷で2日間に渡って開催され、華やかに夜空を彩る美しい大花火大会です。
長岡まつりは昭和20年8月1日の長岡空襲で亡くなられた方々の慰霊と復興を願って開催された「長岡復興祭」を起源としています。
そのため、開催日は毎年8月2日,3日の2日間に固定されて開催され、慰霊と復興、平和への祈りが込められています。
見どころは、直径650mもの大輪となる名物「正三尺玉」をはじめ、尺玉(10号玉)が惜しみなく打ち上げられる圧倒的なスケールの大きさです。
「正三尺玉」はあまりの大きさから打ち上げ前に防災用のサイレンが鳴り響きます。
その他にも、長岡花火大会の特徴である音楽とコラボレーションしたストーリー性のある「天地人花火」、「花火 この空の花」や復興のシンボルである全長2km「フェニックス」は見るものを感動させてくれます。
日本の花火大会
ここで紹介した日本三大花火大会以外にも、東京湾の花火など日本各地にはまだまだ多くの花火大会があります。
日本三大花火大会を含め、大きな花火大会はとても人気があり、毎年大変混雑します。時間に余裕をもって移動しないと、せっかくの花火を見逃してしまう恐れもありますので気を付けましょう。
また、事前チケットが必要な花火大会も多くありますので、必ず前もって確認しておきましょう。
日本三大花火の場合は、1年前から近郊のホテルが予約で埋まるなどかなりの人気です。
早めに計画しましょう。
その他の花火大会やお祭りについても、またここでも紹介したいと思います。
是非、足を運んでみてください。
コメント